「新年をユキと迎えたい」という私の希望を叶えてくれて3が日が過ぎ、1月4日18時50分ごろ、ユキはその生を全うしました。
20歳と9ヶ月でした。この4月に21歳(ヒトで100歳)になるなぁと、手帳にも書いていたところでした。
「巨大結腸症」を患って10年。
年齢もあり(ヒトでいうと98歳くらい)、去年はさらに悪化し、昨年後半は週1で通院していました。
昨日 かかりつけの病院で今年最初の処置をしてもらったところ、帰宅後に急変しそのまま息を引き取りました。
薬が効きすぎたのか、もう処置に耐えられる身体ではなかったのか(11月頃から体重がどんどん減っていたから)わかりません。
幸い夫もいたので、二人で最期を看取ることができました。
ユキがいない朝は本当に静かで、こんなに寂しいのだねと夫と話しています。
2004年7月。まだ夫と結婚する前です。迷い猫だったところを保護し、それから20年と半年が経ちました。
marmelo*を始めたのが2004年3月で、ユキとともに歩んできた20年と言っても過言ではないです。
marmelo*やSNSを通じてユキを見守ってくださった皆さま、ありがとうございました。
写真は20歳を迎えた日のユキさん。 猫界の吉永小百合さん、風吹ジュンさんなどと言ってもらうことがあって、恐縮でした。
親バカですが、本当に可愛い子でした。
ユキと暮らしてきた毎日は楽しくて愛おしくて。幸せでした。
私の作品には、ユキをモデルにした猫がよく登場しました。ユキがいなかったら、生まれていなかった子たちです。
先の個展の「マーゴちゃんとおばあちゃんのねこ」もそうです。
日々自宅のアトリエで作業する私のそばにいてくれたユキ。
可愛くてやさしくて、世話焼きで、食いしん坊で生きることにたくましいユキが大好きでした。
ユキ、おつかれさま。たくさんの幸せをありがとう。